中九州横断道路 大分市までのルート「山側」が妥当 国の委員会が評価 

2023年12月04日 18:40更新

大分と熊本を結ぶ中九州横断道路について未事業の区間となっている犬飼インターから大分宮河内インター付近までの間を山側のルートでつなぐ案が4日、国の委員会で妥当だと評価されました。

中九州横断道路は大分と熊本を結ぶ高規格道路で竹田から豊後大野市の犬飼までの約25キロの区間が開通しています。

県内の区間では犬飼と大分宮河内付近までが着工されておらず、現在の道路を活用するルート、山側のルート、それに平地のルートの3つの案で検討が進められていました。

こうした中4日、国の整備方針を議論する九州地方小委員会が開かれ、大分市までを山側のルートでつなぐ方針が妥当だと判断されました。

これにより事業化に向けた手続きが本格化するということです。

山側のルートに決まったことについて佐藤知事は「早期事業化に向けた大きな前進で嬉しい限り。全線完成に向けて国に強く要望して参ります」とコメントしています。

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