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配達員の確保が課題となる中、ドローンやロボットを使って新聞を届ける実証実験がきょうまで別府市で行われました。
この実証実験は、大分合同新聞社や県などが、11月21日から行っているものです。
ドローンを活用して取り組んだのは新聞配達でした。
別府市内竈の西念寺から約2キロ離れ、標高差350メートルほどあるAPU(立命館アジア太平洋大学)に、新聞10部を自動飛行するドローンで運びました。
バイクなど通常の配達では約12分かかりますが、今回ドローンでは4分ほどと所要時間は3分の1程度に短縮できたということです。
24日は実証実験の最終日で、その様子が報道陣に公開されました。
強風のため、ドローンの飛行はAPUの敷地内のみとなりましたが、地上でもこんな取り組みも…
◆TOS佐野格記者
「新聞を運んだドローンが着陸しました。これから自動走行ロボットに移し替えられて新聞が届けられます」
ロボットはキャンパス内を自動で走り、約300メートル離れた学生のもとに新聞を届けました。
◆大分合同新聞社 甲斐浩司執行役員
「地方の山間部で物を配達することに関して新聞だけではなくて色々なものを一緒に運べれば十分やっていけると思う」
県は「今回の成果は災害時の物資輸送などにも生かしていきたい」と話しています。