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世界的な人気漫画「進撃の巨人」の世界観を味わえる新たなスポットが大分県日田市に誕生しました。
18日に行われた記念イベントに、作者で日田市出身の諫山創さんなどが登場し完成を祝いました。
日田市の「田来原美しい森づくり公園」の丘に立った1本の木。
人気漫画「進撃の巨人」のファンは、この光景からイメージするシーンがあるのではないでしょうか。
物語に登場する「あの丘の木」。
主人公のエレンがこの木の下に眠り、幼馴染のミカサがエレンを思って涙するなど
大切な場所として描かれています。
この新たな聖地の誕生はテレビアニメ「進撃の巨人」の放送開始10周年を記念して
地元グループ「進撃の日田まちおこし協議会」が企画しました。
18日は原作者で日田市出身の諫山創さんやエレン役の声優・梶裕貴さんが参加して
記念植樹が行われました。
メタセコイアの木で高さはおよそ5メートルあります。
諫山さんはこの木をモチーフに作品を描いたんだそうです。
◆「進撃の巨人」作者 諫山創さん
「進撃の巨人というコンテンツをある種、区切り的に締めくくる場所として、思い出してもらえるような場所として、ちょっと遊びにきてくれたらうれしい」
さらに、その木の下には…エレンの墓をイメージした記念碑も設置されました。
また18日は日田市内で諫山さんと梶さんのトークイベントも行われ、県の内外から多くのファンが駆けつけました。
◆「進撃の巨人」作者 諫山創さん
「結構梶さんの性格に引っ張られて、アニメ以降(エレンを)描いていった気がするくらいエレンと梶さんを同一視しているようなところがある」
◆アニメ「進撃の巨人」エレン・イェーガー役 梶裕貴さん
「幼い頃育った、諫山先生が見てきた(日田の)景色をアニメ放送終了直後に見れたことは感慨深いものがあった」
◆ファン
「本当は(アニメも)最終回が終わって寂しい気持ちがあるが、好きな人がいっぱい集まって楽しく過ごせて良かった」
作品を象徴する「あの丘の木」。
物語は完結しましたが、今後も作品を愛する世界中の人が集まる場所となりそうです。