毎年恒例 高崎山で「サルの個体数調査」始まる 前の年はC群が山から下りてこない異例の事態に…大分
別府市の公園では31日、害虫から松の木を守る「こも巻き」が始まりました。「こも巻き」はこの時期の公園の風物詩です。
こも巻きは虫が冬を越すために枝や葉っぱから地面に降りてくる習性を利用して松の木を害虫から守る作業です。
わらを編んだ「こも」を木の幹に巻くことで虫は暖かい土の中と勘違いして「こも」の中で冬を越します。
そして、虫たちが動き始めるといわれる来年3月5日の啓蟄までにこもを外して虫ごと焼却処分します。
こうした伝統的な害虫の駆除方法のこも巻きは別府公園のこの時期の風物詩となっています。
31日朝から作業が始まり、市の職員などが園内の松の木1本1本にこもを巻いていきました。
11月1日までに約600本の松の木にこもを巻いていくということです。