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大分県大分市内の公立中学校では「授業支援アプリ」を導入したタブレット端末を生徒が授業で活用しています。
複数の公立中学校ではこのアプリを活用して生徒会選挙を行っていて、生徒が誰に投票したかを教師側が把握できる仕組みになっていたことが分かりました。
大分市教育委員会によりますと、ことし8月下旬、大分市で開かれた公立中学校の教師が出席する会議で生徒会選挙の際に市内の複数の公立中学校がアプリを活用した事例が報告されました。
その後、市教委が調査したところ生徒が誰に投票したかを教師側が把握できる仕組みになっていたことが分かったということです。
これまでに情報を閲覧した教師がいたという報告は入っていないということです。「授業支援アプリ」は、公立中学校での授業などにタブレット端末を活用するため市教委が2021年度に導入しました。
生徒会選挙でのアプリ活用については市教委への事前の相談や報告の義務はなく、市教委は「秘密選挙の原則が守られるよう今後、生徒会選挙でアプリを使用しないように指導していきたい」としています。