城巡りの記念に人気の「御城印」府内城でも販売 画家・北村直登さんが「白いキジ」デザイン【大分】

2023年10月03日 13:30更新

城巡りの記念になる御城印集めが全国的に人気となる中、大分市の府内城でも10月1日から御城印の販売が始まりました。
市内の販売所では早速、購入する人の姿が見られました。

ーーTOS柴田真里キャスター
「大分市のお城と言えば街の中心にあるこちらの府内城。この府内城の御城印が作られ販売されています」

日本100名城や県指定の史跡にも選ばれている、大分府内城。
白土の塀とまるで水上に浮かぶようなその姿から白いキジ、「白雉城」とも呼ばれています。

この城跡の御城印を求める声が観光客から上がるなどし観光振興に繋げようと大分市が制作したのがこちら。
川や海をイメージした爽やかな青色の下地に大分市在住の画家・北村直登さんが「白いキジ」をデザイン。

また、文字は大分高校書道コースの生徒が手掛けました。
市内で1日から販売が始まっていて、早速購入する人の姿が見られました。
10月1日だけで83枚の御城印が販売されたということです。

ーー購入した人は…
「福岡(から来た)。6枚買って、5人に頼まれてる」
「県内の御城印を集めるのが好きで唯一、府内城がなかった。(手に入って)うれしい」

ーー大分市観光課 水野寿さん
「御城印が全国的なブームになっているので、ここで買ってもらって実物の府内城を見てもらい大分市内を周遊してもらえたら」

大分府内城の御城印は1枚500円で大分市の観光案内所などで購入できます。

県内では大分市のほかにも8つの城の御城印が販売されています。
杵築城や玖珠町の伐株山城跡など白い紙に城の名前などが書かれているものが多いですが、中には竹田市の岡城跡の御城印のように切り絵タイプでデザインにこだわったものもあります。


 

岡城跡の御城印は昨年度約1400枚売れていて売り上げは城の維持管理費に充てているということです。

 

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