JR豊肥線の重大インシデント 運輸安全委員会が経過報告 ドア開閉の原因は現時点で“特定できず” 大分

2023年09月28日 19:00更新

去年10月にJR豊肥本線の豊後荻駅と豊後竹田駅の間で走行中の列車のドアが開いた問題について、国の運輸安全委員会が28日、調査の経過を公表しました。

この問題は去年10月、JR豊肥本線の普通列車のドアが走行中に2回、開閉したとみられるものです。

JRは去年、トラブルが起きた車両でドアの安全装置に配線ミスがあったと公表しています。

国の運輸安全委員会は、事故につながりかねない重大インシデントと認定し原因を調査していて、発生から1年となるのを前に調査の経過を報告しました。

問題との関連は不明ですが、車両前面のケーブルに4センチほどの傷があったことが調査の中で新たにわかったということです。

運輸安全委員会は、ドアが開閉した原因は現時点で特定できていないとしていて、引き続き調査を進め原因を究明する方針です。

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