早くも「年末年始商戦」食卓を彩るクリスマスケーキやおせち トレンドや物価高騰の影響は 大分
秋晴れの中、先週末、大分市中心部の繁華街で秋祭りが開催されました。
笑顔あふれる祭りの様子を卯月カメラマンのリポートでお伝えします。
戦後初めて大分市内に出来た繁華街・相生町。
現在は約50店舗が営業しています。
秋晴れに恵まれた9月24日、地元の有志たちがことしも「秋祭り」を開催しました。
会場では心地の良い音楽に耳を傾け食べたり、飲んだり、笑ったり。
各々自由気ままな時間を過ごしていました。
――相生町秋祭り実行委員長 佐野正嗣さん
「きょうは天気もいいですし早い時間からみんな家族連れも来てますんでうれしい。テナントのみんなで一生懸命やっていきたい」
夜はお酒を楽しんだ人たちの千鳥足と赤ら顔でにぎやかな通り。
この日は子供たちの姿が目立ちます。
「電車が来たぞー!(笑)」
突如現れた警備員!
祭り会場となっている通りは生活道路でもあるため、時折このような光景も。
もちろん!電車は通りません。
その都度、客はグラス片手にイスやテーブルを自分たちで移動させます。
そんな様子もどこか楽しそう。
――訪れていた人は…
「久しぶりや。(秋祭りは)何回目?5回目か!いいね!楽しそう、最高の天気!すばらしい!」
「あーもー楽しいですねぇ!こんなに大勢の人がいてマスクもなしに飲めるのが楽しいです。」
「ビール美味い!!!。こんなににぎわってるの久しぶりに見ました。」
ステージではバンドの生演奏が最高潮に。
音色の一つ一つが心を揺さぶり、笑顔を生みます。
長引く新型コロナの影響に若者の外食離れなど厳しい状況が続いていますが、相生町はこの街を盛り上げようと挑戦を続けています。
――相生町商店街振興会会長 藤野幸嗣さん
「今の飲食業界は厳しいからなんとか盛り上げないといけませんからね。まぁとりあえず相生町の存在をぜひ知ってほしい、その一点です。ぜひ相生町で、おおいに飲んでほしいです!これは大分の呑み助の定番と言えるんじゃないでしょうか」
歌あり、踊りあり、笑いありの相生町秋祭り。
当たり前の光景が当たり前でなくなってしまったコロナ禍を経て、上を向いて一致団結したこの日。
相生町に清々しい秋風が吹き抜けてゆきました。