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家庭の事情で家族の介護や家事を日常的に行う子供「ヤングケアラー」の支援に繋げようと、別府市は12日から小中学生を対象にした学習会を始めました。
初回の12日は南立石小学校で行われ、小学4年生以上が参加しました。
学習会では市の職員が、ヤングケアラーとは友達と遊ぶ時間がないほど家族の介護や家事に追われる子供のことなどと説明しました。
そのあと教室では表面化しづらいヤングケアラーの支援に繋げるため、市による独自のアンケートが行われました。
アンケートでは家での悩みや困っていることなどを調査したということです。
市では今年度中に市内すべての小中学校で学習会とアンケートを実施する予定です。
県が2年前に行った調査ではヤングケアラーは県内に約1000人いると推計されています。
県では相談窓口を設置しています。
ヤングケアラー専用 電話相談窓口
097-546-1451(24時間365日対応)
また、SNS相談窓口もあります。
詳しくは大分県のホームページをご確認ください。