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9月8日は草木に朝露がつき始め、秋の気配が加わる時期とされる二十四節気の「白露」です。
秋の風に揺れるススキ
爽やかな秋の風に揺れるススキ。
標高約1000mの場所にある九重町のタデ原湿原では、訪れた人たちが季節が移り変わり始めた景色を楽しんでいました。
◆訪れた人
「涼しくて夏を忘れた」
「夏を乗り越えたご褒美」
ススキは10月から徐々に、黄金色になるということです。
ユニーク「かかしまつり」
一方、臼杵市の望月地区ではユニークなイベントが始まっています。
◆柳井亜紀記者
「臼杵市の田んぼ沿いに、かかしが一直線に並んでいます。思わず紛れて写真を撮りたくなる、そんな光景が広がっています」
秋の風物詩「かかしまつり」が始まっています。
人気キャラクターをモチーフにしたものや浴衣で夏まつりを楽しむ様子など、地域の人が作った30以上のかかしを楽しめます。
◆訪れた人
「毎年皆さんの力作を見せてもらって楽しんでいます」
臼杵市の「かかしまつり」は10月1日まで開かれています。
秋の味覚「サンマ」高騰…
秋の味覚といえば、サンマです。
◆柴田真里キャスター
「大分市のスーパーです。ことし獲れた生サンマが販売されていますが、去年より販売スペースが半分ほど縮小されています」
北海道沖でことし水揚げされたものですが、水揚げ量が去年の7割ほどに減少し入荷量も減ったそうです。
そのため販売価格も上がっていますが「赤字」覚悟で上げ幅を去年よりも100円から200円ほどにとどめていると言います。
◆客
「値段と大きさを見てバランスをとりながら(子供に)食べさせたい」
「高級品になってきているので、でもおいしいものはこの時季に焼いて食べて味わいたい」
◆マルミヤストア金池南店 鮮魚部 若宮翔平さん
「サンマは今が旬で客に食べてもらいたいので安価な値段で買いやすいを基本に販売していきたい」
大分が日本一の収穫量「ギンナン」
枝いっぱいの緑色の実、ギンナンです。
大分県はギンナンの栽培面積、収穫量ともに日本一で、ここ日出町は県内有数の産地です。
大原雄一郎さんの畑では8月末から収穫が始まっていて、丸々と成長した実を1つずつ丁寧にもぎ取っていました。
◆生産者 大原雄一郎さん
「ギンナン自体の実のなり方がことしは大きく感じる。ギンナンの中身を出してフライパンの上で油炒めにして塩をぱらぱらと振って食べるのが一番おいしいと思います」
今シーズンの出荷は例年並みの約2トンを見込んでいるということです。
残暑が続く中、県内でも秋の便りが届き始めました。