毎年恒例 高崎山で「サルの個体数調査」始まる 前の年はC群が山から下りてこない異例の事態に…大分
大分空港へのアクセス向上を目的に県が今年度中の就航を目指すホーバークラフト。
7日朝、最初の船体の国による最終検査が行われ合格しました。
◆TOS白井信幸記者
「ホーバークラフト1番船Baienです。中には国の検査官が乗っていて、現在船舶検査が行われています。こちらの旧ホーバー基地では斜路を問題無く登れるか確認していきます」
最終検査が行われたのは3隻のうち最初に完成した1番船「Baien」です。
この検査は性能や安全性を確かめるもので、大分空港から西大分までの約34キロのルートを実際に航行。
西大分のターミナルは建設中のため、旧ホーバー基地に上陸し動きに問題が無いかなどの確認が行われました。
このあと、空港に戻って検査は終了し、「合格」したということです。
◆県交通政策課・稲垣俊和さん
「空港アクセスの改善だけでなく、国内唯一のホーバークラフトとして観光面での期待も大きいと思っているので、そういった心持ちで臨んでいきたいと思っている」
9日に納入式が実施され、10日の日曜日には大分空港で一般公開も行われることになっています。
一方、この1番船はイギリスでの製造過程で部品の一部が破損し納入が2か月近く遅れました。
2番船も1か月ほど遅れる見込みで県は業者側に賠償金を請求することにしています。