モンゴルと大分結ぶチャーター便が初運航 交流の発展に期待高まる 

2023年09月06日 18:40更新

大分とモンゴルを結ぶチャーター便が6日、初めて運航されました。

大分空港で行われたのはモンゴルへのチャーター便の運航を祝う式典です。
日本とモンゴルの国交が結ばれて去年で50年を迎えたことを記念して旅行会社が企画したもので、大分からは初めての直行便です。

今回の運航には九重町出身で2016年までの5年間モンゴルで特命全権大使を務めた清水武則さんが尽力したということです。

◆日本・モンゴル友好協会理事長 清水さん(九重町出身)
「大自然あり歴史あり、遊牧文化が残っている国を特に大分の方に味わってもらいたい」

◆TOS佐野格記者
「大分とモンゴルを結ぶ初めてのチャーター便が先ほど大分空港に到着しました。モンゴルからの観光客の方々は別府や湯布院など県内の観光地を巡るということです」

第1便は正午ごろ、約5時間かけて大分空港に到着。
観光ツアー客などおよそ100人が大分に降り立ちました。
5泊6日の日程で別府市で地獄めぐりをしたり、九重町の「夢」大吊橋などを巡る予定です。

◆女性客
「友達やきょうだい10人で来た。大分は日本で一番の温泉地と聞いているので温泉が一番楽しみ」

一方、大分からモンゴルに向かう最初の便には約80人が乗り込みました。

◆乗客
「(モンゴルは)初めて。(地元の)飯田高原も大草原だがモンゴルの草原と比べたらどうなんだろう」
「ゲル体験、遊牧民体験(をしたり)馬に乗りたい」

旅行会社は「観光や経済などさまざまな面で交流が発展する機会になれば」と話しています。

 

最新のニュース