別府のホテルにも処理水めぐる“嫌がらせ電話” 「バカ」などと言い一方的に電話を切る

2023年08月30日 18:40更新

大分県内にも影響が出ていました。

福島第一原発の処理水放出をめぐり中国からとみられる嫌がらせ電話が全国で相次いでいる問題で、別府市のホテルにも複数回かかっていたことがわかりました。

東京電力が8月24日に始めた福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐり、中国のSNSには日本へ嫌がらせ電話をかける様子が相次いで投稿されています。

TOSの調べで別府市内のホテルにも、処理水の放出が始まった8月24日以降、中国からとみられる嫌がらせ電話がかかっていたことがわかりました。

電話は主に深夜や早朝の時間帯で中国の国番号を示す「86」で始まる番号から29日までに7件かかっていて、このうち4件は25日だったということです。

「なぜ処理水を放出するのか」と日本語の自動音声が流れたり、電話を掛けた人物から「バカ」などと言われ、一方的に切られたりしたということです。

こうした海外からの迷惑電話についてNTT西日本が相談窓口を設置しています。

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