妻子殺害 67歳の男に無期懲役 大分地裁「我慢してきた気持ちが耐えられなくなり爆発して実行」
２０２２年に大分県別府市で２人が死傷したひき逃げ事件で、大分県警は逃走を続けている容疑者に関する目撃情報が７月末時点で１０００件を超えたことを明らかにしました。
この事件は２０２２年６月２９日、大分県別府市野口原の交差点でバイクに乗っていた男子大学生２人が軽乗用車に追突され死傷したものです。
大分県警は道路交通法違反のひき逃げの疑いで、軽乗用車を運転していて現場から逃走した八田与一容疑者を指名手配しています。
捜査関係者によりますと八田容疑者は意図的にぶつかった疑いがあるということです。
県警は８月２３日に開いた定例会見で「八田容疑者に似た男を見た」などという目撃情報が７月末時点で１０５０件寄せられていることを明らかにしました。大分県内は１８６件、関東が２９７件、九州が１６８件、近畿が１３５件などとなっています。
また、県警は現在、八田容疑者を重要指名手配とするよう警察庁と協議を続けています。警察庁の重要指名手配容疑者に指定されれば全国の警察を挙げて捜査すべき凶悪事件と位置付けられます。
一方、遺族などは県警に対し容疑を「殺人」に変更することを求め、インターネットで署名活動を行っていて、８月２３日時点でおよそ１万４５００人の署名が集まっています。
遺族は３万人分の署名を集めたいとしていて、署名は「別府願う会」のホームページやインスタグラムなどのＳＮＳで受け付けています。
【別府願う会HP】
https://beppunegaukai.hp.peraichi.com/
八田容疑者に関する情報の提供先は、別府警察署０９７７－２１－２１３１です。
