毎年恒例 高崎山で「サルの個体数調査」始まる 前の年はC群が山から下りてこない異例の事態に…大分
今月、中国で日本への団体旅行が解禁され、県内でもインバウンド復活への期待が高まっています。
そんな中、23日朝、別府市の港に中国からのクルーズ客船が寄港しました。
◆TOS牧野夏佳記者
「中国のクルーズ客船が別府市に到着した。今、続々と乗船客が降りてきている」
23日朝、別府国際観光港に到着したのは、中国のクルーズ客船「ザオ・シャン・イ・ドン」です。
上海発着のクルーズ船でおよそ250人の乗客を乗せて日本各地を巡っています。
今月、中国では日本への団体旅行が解禁され、現地では訪日観光の人気が高まっているといい、一行は早速、地獄めぐりに出発していきました。
◆中国人客
「別府に来るのは初めて」
◆中国人客
Q別府できょうは何がしたい
「買い物と食べること」
別府へのクルーズ客船の入港はことし17隻目で、去年と比べておよそ4倍となっていて、コロナ禍前の水準に戻っているということです。
こうした中、地元のデパートでもことし春ごろからアジアを中心にインバウンド客が増えています。
◆トキハ別府店 池田明店長
「やはり韓国からの直行便も出たということで韓国、それから台湾、香港と、あとタイとかインドからも入っている」
こちらのデパートでは先月、中国や韓国など12か国の通貨に対応した両替機を導入するなどインバウンドへの対応に力を入れています。
さらに、店内では以前から、中国国内で広く使われている銀聯カードを使えるため
中国の団体旅行解禁に対して大きな期待を寄せています。
◆トキハ別府店 池田明店長
「やはり圧倒的に数が多いのが中国の方なので、団体で入ってもらえればうちの店だけじゃなくて別府の街中などがにぎわえばいいのかなと思っている。かなり期待はしている」
徐々に回復しつつあるインバウンド。
中国からの団体旅行解禁が追い風となるかもしれません。