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7月、日出町沖の別府湾で潮に流された母親などを助けるため的確に通報した8歳の男の子に、17日大分海上保安部から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは大分市の鶴崎小学校2年冨田豊君8歳です。
冨田君は、7月17日の午前11時ごろ「別府湾で母とボートに乗っていたが、ボートから泳ぎに行った母が見えなくなり、流されている。救助をお願いします」と母親のスマートフォンで110番通報しました。
さらに、海上保安庁にも通報したことで大分海上保安部がGPSでボートの位置を把握。
ボートから約2キロ離れた海上で、母親と助けに行った船長を救助したということです。
冨田君は母親の救命胴衣の色なども的確に伝えていて、大分海上保安部は「一人残されて不安だったはず。 大人でもなかなかできないことだ」と話しています。
◆冨田豊君
「(お母さんが助かって)良かった」
ーー将来の夢は?
◆冨田豊君
「海上保安庁(の人)になりたい。助けてくれたから」
冨田くんは17日、巡視艇の一日船長にも任命されていて、実際に船に乗って別府湾をパトロールしました。
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