高崎山でサルの個体数調査始まる 適正管理が目的 大分
被災地では住宅の損壊や浸水被害が広がっています。
◆TOS牧野夏佳記者
「日田市の大鶴地区。私の下を流れる川には元々何メートルにも渡り護岸があったということだが跡形もなくなっています。そして、川沿いの家は大きく損壊しています」
こちらでは、鶴河内川の護岸が決壊しました。
川沿いの住宅は土台部分から崩れ、寝室などが流されてしまいました。
この場所は6年前の九州北部豪雨を受け、川幅を拡幅する工事が完了していたということです。
◆住人 鶴河タミ子さん
「河川工事をしたから大丈夫。川の水は大丈夫と思って安心していたけど…」
この家に1人で暮らしていた鶴河タミ子さん82歳です。
事前に避難していて無事でしたが、11日、親族と共に自宅を見に来ました。
変わり果てた様子に愕然としていました。
◆住人 鶴河タミ子さん
「どうしていいかわからない。命があっただけよかったと思わな始末がつかない」
一方、鶴城町の小鹿田地区では…
裏山の斜面が崩れ住宅に大量の土砂が押し寄せたり、川沿いの小屋も崩れるなど甚大な被害が出ています。
◆鶴城町 自治会長 坂本秀昭さん
「私もここに70年近くいるが、これは本当に初めて。今回はちょっとひどい」