線路被災の久大本線 バス代行輸送開始 日豊本線では線路横の陥没で特急8本運休 

2023年07月05日 18:40更新

大雨の影響で一部区間が不通となっているJR久大本線では5日からバスによる代行輸送が始まりました。

先日の大雨でJR久大本線の豊後森駅と由布院駅の間では線路が被災し、現在運転見合わせが続いています。

この区間についてJRは5日からバスによる代行輸送を始めました。
朝と夕方の時間帯に上りが6便、下りは5便運行されます。

初日の5日、由布院駅前のバス停には通学する高校生などの姿がみられました。

◆利用する高校生
「(家を出る時間が)結構早くなった。30分くらい」
「今回、雨でいろんな大変な思いをした人もいると思うが、できる限り利用する客のためにも早く復旧するといいと思います」

運行再開は7月下旬の予定となっています。

一方、JR日豊本線では5日午前11時半頃、宇佐市の西屋敷駅と杵築市の立石駅の間の上り線の線路の横で陥没が発生しました。

JR九州によりますと線路の下に敷き詰めている石が縦およそ90センチ、横およそ60センチ、深さ30センチほどにわたって崩れたということです。

JRは大雨の影響とみていて、修復作業に2時間ほどかかり大分駅と博多駅の間の特急列車が8本運休となるなど約1300人に影響したということです。

 

最新のニュース