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大分県日出町ではいま、白いスイートコーンが収獲されています。
ことしはさらに新しい色のスイートコーンの栽培も始まっていて、いま収穫の時期を迎えています。
白い粒がぎっしりと詰まったスイートコーン。
日出町が「白雪姫」と名付けブランド化を目指していてシャキシャキとした食感と18度とブドウほどもある高い糖度が特徴です。
日出町では2020年から本格的な栽培がスタートし、ことしは15軒が生産しています。
収獲は6月から始まっていて、夜の間に甘みが増すため午前3時ごろから収獲する日もあるそうです。
◆白いとうもろこし同好会会長 安部敏彦さん
「一回食べたらやみつきというか一般のスイートコーンとは別の感覚がある。一回買いに来られた方はまた再度来られている」
さらにことしは新たな挑戦も。
◆TOS柳井亜紀記者
「こちらのスイートコーン。皮をむいてみると…なんと、実が赤いんです」
「大和ルージュ」という品種の赤いスイートコーンです。
全国的にことしから栽培が始まった新しい品種で、日出町では3軒の農家が植え付けを行い先週、初めて収獲しました。
◆生産者 伊藤堂喜さん
「大変うれしい。立派な赤色のとうもろこしができた」
アントシアニンという成分が含まれることから赤くなるということです。
粒の外側が赤く、中は黄色。
まるで赤いずきんをかぶっているようで、売り出すための名前は白いスイートコーンの「白雪姫」に対して「赤ずきんちゃん」となりました。
◆生産者 伊藤堂喜さん
「直売所に若干出す。人気があれば他の生産者にも声をかけて広げていきたい」
伊藤さんのおすすめの食べ方は、炊飯器で米と一緒に炊くトウモロコシご飯で甘さが一層引き立つそうです。
「白雪姫」と「赤ずきんちゃん」。
生産者は「紅白で日出町の新たな特産品にできれば」と意気込んでいて、ことしはJAの直売所などで販売するということです。
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