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30日の大分県内は全域で雷を伴った大雨となっています。
大分県を含む九州北部地方には7月1日午前にかけて線状降水帯が発生する恐れがあります。
土砂災害などに厳重に警戒が必要です。
大分県内には活発な雨雲が流れ込んでいて、気象台は午後からあす午前にかけて県内を含む九州北部地方で線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあるとしています。
◆TOS牧野夏佳記者
「大分市内、雨足の強い時間が続いていて雨が道路に激しく打ちつけています。そして時折、雷もなっています」
30日の県内は全域雷を伴った大雨となっています。
現在、日田市と九重町に土砂災害警戒情報が、県の一部の地域に大雨、洪水警報が発表されています。
また、由布市はさきほど大雨警戒レベル4にあたる避難指示を由布市湯布院町の1081世帯2229人に出しました。
降り始めからの雨量は日田市椿ヶ鼻で186.5ミリ、湯布院で126ミリ、杵築で102.5ミリなどとなっています。
あす正午までの24時間に予想される雨量はいずれも多いところで北部と西部で250ミリ、中部で150ミリが予想されています。
交通機関などにも影響が出ています。
高速道路は九重インターから湯布院インターの間が斜面の一部が崩れたため現在、上下線ともに通行止めになっています。
JRは久大本線の豊後森駅~由布院駅の間で上下線とも終日運転を見合わせています。
気象台は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。