県内企業55社が回答 コロナ禍の影響は緩和 現在の課題は「資材高騰」と「人手不足」

2023年06月29日 11:50更新

新型コロナウイルスについての調査で「影響が出たがすでに収束した」と回答した県内企業が4割近くに上ることが分かりました。

東京商工リサーチ大分支店は6月1日から8日にかけて、県内の55社を対象にアンケートを実施しました。

それによりますと新型コロナについて「影響が出たがすでに収束した」と回答した企業は36.4%に上りました。

同様の質問を始めた2020年8月以降、最高となっています。

また、現在の経営課題についての質問で最も多かった回答は「資材の高騰」で61.5%、次いで「人手不足」でした。

自社の業界の倒産見通しを「増える」と回答した企業は56.5%と半数を超え、コロナ禍の影響が緩和されている一方で、先行きを懸念する企業が多いことが明らかになっています。

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