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6月30日は公務員のボーナス支給日です。
アフターコロナのことしは、コロナ禍の3年間とは違うボーナス商戦の動きが見られるようです。
大分市の家電量販店ではこの3年間とは違った動きが。
◆ケーズデンキ春日浦店 宮崎優副店長
「コロナ禍では身近な商品が注目を集めていたが、ことしは冷蔵庫やエアコンなど長く使い電気代も抑えて快適に過ごせる商品が注目を集めている」
コロナ禍では“巣ごもり需要”でロボット掃除機や炊飯器などが特に人気でしたが、ことしはエアコンや洗濯機など定番の大型家電の売れ行きが回復しているといいます。
半導体不足による品薄も解消されつつあるということです。
マスクを外す人が増え、化粧品もボーナス商戦で盛り上がりを見せそうです。
◆資生堂スタッフ
「メイクだけでなくて、肌そのものもきれいにしたいという人が増えているので、高価格帯のものも動きとしては出てきている」
ボーナス商戦では自分へのご褒美として毎回、高額なスキンケア商品が注目されます。
また、出かける機会が増えると予想されることしは、肌なじみが良い色のリップもカラーが豊富に出ていて色違いで購入する人もいるということです。
◆TOS柴田真里キャスター
「大分市のトキハ本店。アフターコロナのボーナス商戦として、ことしはスーツケースが注目されています」
旅行マインドが高まる中、需要があるのがスーツケースです。
こちらの売り場では、5月から6月にかけての売り上げを去年とことしで比べると2倍近くに伸びているということです。
◆トキハ本店 洋品雑貨バイヤー 麻生宙也さん
「国内旅行はもちろん、海外旅行にも行きたいということで、少し大きめのスーツケースの動きが活発化しているかなと」
軽いタイプや荷物がたくさん入るものなどが人気だそうです。
こうした中、大分市の旅行代理店でも…。
◆JTB大分店 澤村洋子さん
「コロナ禍の2022年、21年よりも、大幅に問い合わせ、申し込みをいただいている」
特にことしはコロナ禍でほとんど動きがなかった海外旅行の問い合わせや予約が、毎日のようにあるそうです。
ハワイや韓国といったコロナ禍前に人気が高かった旅行先が根強く、代理店は期待を寄せています。
◆JTB大分店 澤村洋子さん
「海外旅行へのハードルがかなり低くなっているので、久しぶりの海外旅行を安全に出発してもらい楽しんでもらえるように精一杯手伝いたいと思う」
アフターコロナでの消費者の行動の変化が本格化するボーナス商戦にも大きく影響しそうです。
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