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LGBT・性的マイノリティーの人たちへ理解を促進するための法律が23日、施行されました。
そうした中、大分県中津市の高校ではトランスジェンダーの当事者が講演し、自分らしく生きることの大切さを訴えました。
◆大分高校などの非常勤講師 倉堀翔さん
「私が生きてきた過去について皆さんに嘘をつくことなく、ありのままお伝えしたい」
講演会が開かれたのは中津市の東九州龍谷高校です。
講師は大分高校などで非常勤講師を務める倉堀翔さんです。
倉堀さんは男性の体で生まれ女性としての心を持つトランスジェンダーで、講演活動にも積極的に取り組んでいます。
講演では自身の辛い経験をもとに、自分らしく強く生きることの大切さを訴えていました。
◆倉堀翔さん
「トランスジェンダーというものが高校3年間でとても不安や生きづらさを感じたが、しっかり夢を見つけて自分らしくいられる将来を向いて進むことができることを(伝えたい)」
また23日、LGBT理解増進法が施行されましたが、倉堀さんは「法律を作って終わりにするのではなく周りの認知と理解をどう進めていくかが大切」と話していました。