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SDGsに繋がる取り組みとして再び注目されているリサイクル。子育て中の母親による団体「大分のママ集まれ!」では『こぞうきんプロジェクト』と題し、捨てるはずだった子供服を雑巾にリメイクする活動に取り組んでいる。県内で広がるリサイクルの活動を取材しました。
不要な子供服を雑巾にリメイク
「この間ふと夜泣きが無くなっているって気づいて。そしたらすごくうれしくなって…」
子育てについて楽しそうに話す女性たち。手元を見るとカラフルな布をミシンで縫っています。
何を作って作っているのかというと…。
◆参加者
「捨てるはずだった子供服を雑巾にリメイクをしている」
その名も『こぞうきんプロジェクト』
取り組んでいるのは大分県内の子育て中の母親による団体「大分のママ集まれ!」です。
子育ての悩みを共有できる場を提供しているほか、着られなくなった子供服の無料の譲渡会などを定期的に開催しています。
その活動を進める中で、穴が開いたりシミがあったりして人に譲れない子供服を活用しようと、雑巾を作ることにしたそうです。
使いやすいと好評な“こぞうきん”
綿100%の子供服で作るこぞうきんは、子供の小さな手でも掴みやすく使いやすいと、とても好評なんだそうす。
◆参加者
「もともと娘が使っていたワンピースだが、あの時あそこでうちの娘が着て遊んでたなというのが蘇ってきてちょっと感慨深い」
◆参加者
「(雑巾)を使った子があんな柄の雑巾を使ってたなとか、その子のまた新しい思い出になったりするとうれしい」
この日は130枚の雑巾が完成。
後日、市内の小学校に寄付される予定です。
◆こぞうきんプロジェクト 安田亜沙美さん
「何でも手に入る時代でもあるが、物を大切にする心だったりを育んでもらいたいし形を変えて何度でも使えるっていうのを、今後も伝えていきたい」
捨てられた自転車がテーブルに
一方、こちらは捨てられていた自転車や廃材を再利用する取り組み。
作っているのはテーブルです。
5月、別府市で出来栄えを競うコンテストが開かれ、学生など4組が挑戦しました。
優勝したこちらの自転車などを使ったテーブルは、別府市のふるさと納税の返礼品になる予定です。
県内でも広がっているリサイクルの活動。
子供たちの未来のためにも限りある資源を大切にしていくことが必要です。