急な冷え込みで電気ストーブや電気毛布の問い合わせ増 家電量販店おすすめ「エプロン型の電気毛布」とは
新型コロナが5類に引き下げられたことで、私たちの生活も以前の状態に戻りつつあります。
結婚式や出産の現場ではどのような変化がみられるのでしょうか?
新型コロナの影響でキャンセルや延期が相次ぎ激減した結婚式。
大分県大分市の式場「大分モノリス」はコロナ禍真っ只中の2020年10月にオープンしました。
◆大分モノリス 森菜都美さん
「私達もずっと悩みながら何が正解かというのを模索し続けた時間だったかなというふうに思っている」
デザートビュッフェに代わり各自に盛り合わせを提供したり、オンライン結婚式を開催するなど様々な工夫を続けてきました。
現在は参加者の人数制限をなくしたほか、パーテーションの設置は新郎新婦の判断に。
また、マスクの着用も自由となりました。
◆大分モノリス 森菜都美さん
「ゲストの皆さんの表情が多く見られるようなシーンが増えて、私達も見ていてあの感動させてもらえるような場面がまた戻ってきた」
この日は6月17日に結婚式を挙げる夫婦が打ち合わせに訪れていました。
◆新郎新婦(6月17日挙式予定)
「延期を考えなくていいっていうのは嬉しいですし、前みたいにパーテーションとかもなくなって楽しくできればいいなって思います」
式の申し込みも増えていて、ことしは2年前に比べて2.5倍になる見込みだということです。
◆大分モノリス 森菜都美さん
「なかなかみんなと会える時間がなかった分、そういった時期を経たからこそ伝えられる思いだったりとか素敵な時間が過ごせるのではないかと思う」
一方、大分市の産婦人科「堀永産婦人科」では、コロナ禍は立ち会い出産や産後の面会などもできず多くの制限がありました。
◆堀永産婦人科 堀永宏史院長
「全国的にまず移動が難しいっていうことで、里に帰って里帰り出産したいができないとか」
5月に第一子の菜々花ちゃんが誕生した木村さん夫婦。
◆夫 木村洋介さん
「友人たちの子どもはみんなコロナ禍に生まれたところが多くて、立ち会いはおろか病院に入れなかった友人がほとんどだった」
こちらでは4月から徐々に制限を解除していて、木村さんは出産に立ち会うことができました。
◆妻 美沙都さん
「自分もやっぱり一人だとすごく不安だったので、一緒についてもらって手を握ってもらったりとか声掛けをしてもらったりとか、すごく心強くて本当に痛かったんですけど何とかのりきれました」
◆堀永産婦人科 堀永宏史院長
「ようやく付き添い、ないしは立ち会い(出産の制限)を解除できたので嬉しいという言葉をもらっている。赤ちゃんと一緒に過ごしてもらう時間は大切かなと思う」
コロナ禍で様々な影響が広がった結婚や出産。
家族の大切な時間の過ごし方も以前の様子が戻ってきています。