毎年恒例 高崎山で「サルの個体数調査」始まる 前の年はC群が山から下りてこない異例の事態に…大分
県が整備を進めているホーバークラフトについて、船体の製造過程で部品が破損し納入時期が遅れることが分かりました。
2023年度中としていた運航開始が2024年度にずれ込む恐れが出たということです。
◆佐藤知事
「本年度中を目指していた(ホーバークラフトの)開業時期が遅れる心配も出てきたので、現在、運航事業者と調整を行っているところ」
ホーバークラフトは大分空港へのアクセス向上を目的に県が整備を進めていて、2023年度中の運航開始を目指しています。
現在、イギリスで3隻製造されていて最初の船体が7月20日に納入されたあと、操縦士の訓練を始める予定でした。
しかし船体の動作確認中、部品の一部が破損し、船の納入が2か月遅れることになりました。
このため、運航開始が2024年度にずれ込む恐れが出たということです。
佐藤知事は「安全確保を第一に運航事業者と調整を進めたい」としています。
一方、大分空港を人工衛星の打ち上げ拠点として活用する計画だったアメリカのヴァージン・オービット社が5月、事業終了を発表しました。
宇宙港計画の今後の見通しについて佐藤知事は次のように話しました。
◆佐藤知事
「いくつかの企業に、例えば飛行機を売却をしたり、要するに一体として事業が引き継がれるような形にどうやらなっていないようですから、ヴァージンオービット社が考えていたのをそのまま新しいところがやってくれるというのは何か非常に難しいというふうに聞いている」
ただ、大分空港に関してはシエラ・スペース社が宇宙から帰還する機体の着陸拠点とするプロジェクトを進めていて、県は引き続き宇宙関連事業への支援は行うとしています。