災害時活用できるAIカメラ 大分キヤノンが県警に寄贈  「捜索活動に役立てて」 

2023年05月25日 19:00更新

災害時の捜索活動などに役立ててもらおうと、大分キヤノンが25日、AIを活用したカメラを大分県警に寄贈しました。

贈られたのは動画と静止画を撮影できる「サーチングAIカメラ」です。

災害で倒壊した建物の中などを撮影するために開発されたもので、タブレットやパソコンで遠隔操作できます。

光を感知するセンサーの感度が高いため暗い場所でも鮮明な撮影が可能だということです。

また、AIによる顔認証の機能もあり、捜索したい人の顔を登録すると対象者がいた場合に検知することができるということです。

贈呈式では大分キヤノンの増子律夫社長が「災害や警備の分野に貢献できれば」と話しました。

これに対し県警の染矢慎二警備部長は「県民の安全と安心を守るため有効活用したい」と感謝を伝えていました。

最新のニュース