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「1時間目の授業はジャイアントインパクト説。この数十個の大きな破片はどんどん衝突しあっていく」
家族を前に何やら聞き慣れない言葉で“授業”をしているのは由布市湯布院町に住む小学3年生の保木井景之くんです。
景之くんが夢中になっているのが…。
◆保木井景之くん
「この黒いのと白いのの境界を『事象の地平線』と言います。事象の地平線からガスの円盤の外側のギリギリのところまで、ここらへんまで大体50光年ぐらいですかね」
大好きな“宇宙”です。
宇宙好きになったきっかけは3歳の頃。
なぜ毎日朝と夜が来るのか不思議に感じ母親の福実さんに聞いてみたんだそうです。
◆母・福実さん
「地球の外に太陽とかいろんな星があると分かったみたいで、それからどんどん(興味が)広がっていった」
◆景之くん
「(宇宙の魅力は)無限にあること。謎がいっぱいあること。解き明かしたくなる」
神秘的な宇宙の魅力にはまった景之くん。
3歳から愛読している図鑑はボロボロになるほど読み込まれていました。
ほかにも太陽光で目玉焼きを焼いてみたり、手作りの日時計で太陽の傾きを調べたり。
宇宙や天体への興味は尽きません。
近所の川原や自宅で憧れの宇宙に思いを馳せる天体観測も景之くんの楽しみの一つです。
去年は宇宙に関する知識を問う「天文宇宙検定」にチャレンジしました。
受検した2級の問題はというと…
「天の川銀河の中心付近にあって太陽の約400万倍の質量をもつブラックホールがあるとされる天体はどれか?」
【1】いて座A*
【2】SS433
【3】M87
【4】3C353
正解は【1】、高校生レベルの難易度です。
10歳以下の合格者はほとんどいないというこの試験に小学2年生わずか8歳の時に合格!
“銀河博士”に認定されました。
◆景之くん
「えっほんとに合格したの?えーうれしいって気もした。最初はもう受けても絶対落ちると思ってたけどやればできた」
学校での休み時間、景之くんは2つ年下の弟と一緒に工作に夢中のようです。
◆景之くん
「何作ってるか分かりますか?コントローラーでーす」
宇宙で使うことをイメージしていろんなものを作っているのだそう。
そんな景之くんに将来の夢を聞きました。
◆景之くん
「デブリを回収する。スペースデブリ。(スペースデブリ)は秒速7~8キロくらいで地球の周りを回っている。人工衛星とかにぶつかると膨大な被害をもたらす。なのでそれを回収してロケット工場に届ける」
大分から、宇宙を夢見て。
キラキラと輝く景之くんの視線の先には遥かなる宇宙が広がっています。
Q.宇宙に行ってみたい?
◆景之くん
「絶対(宇宙に)行くつもり。いつって20年ぐらい後ですかね」