高校で約500人がインフルエンザ集団感染 例年よりも長引く流行期

2023年05月18日 18:40更新

インフルエンザの流行期が長引いています。

 

大分市内の高校では16日、全校生徒の4分の1にあたるおよそ500人の感染が確認されています。

 

大分市内の私立高校ではインフルエンザの感染者が増えたため5月15日午後から16日まで臨時休校となりました。

 

16日にはおよそ2000人いる全校生徒のうち4分の1ほどにあたる497人が感染していたということです。

 

重症化した生徒はいません。

 

高校では5月9日に全校生徒が参加する体育祭を開催したということです。

 

県によりますとインフルエンザの流行は例年3月から4月の上旬には落ち着くことが多いということですが、ことし県内では流行期が長引いています。

 

◆県感染症対策課 医師 池辺淑子課長
「今季は特別というか、特徴的流行期が長く続いている。15歳から19歳が(報告数の)半分以上を占めているというような報告が上がってきている。なので、やはり一定の年齢の集団に感染が拡大している」

 

県では「インフルエンザは発熱の前に喉の痛みが出たり倦怠感があることが多いので、少しでも体調の変化があったら学校や仕事を躊躇(ちゅうちょ)なく休んでもらいたい」と呼び掛けています。

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