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豪雨災害の要因の1つ「線状降水帯」について5月25日から発生情報が最大30分早く発表されることになりました。
気象予報士の大波多さんに解説してもらいます。
大雨の危機感を早く伝えることで、少しでも早く命を守る行動をとってもらうことが狙いです。
次々と発生した積乱雲が帯状に連なり、同じ場所に長時間激しい雨を降らせる「線状降水帯」。
3年前の7月豪雨など大分県内でも過去度々発生し、甚大な被害をもたらしました。
気象庁は現在、雨量や土砂災害などの危険度の基準を満たす場合、線状降水帯の発生情報を発表しています。
これについて気象庁は、発表基準に達すると予測された場合でも発生情報として発表する運用を5月25日から始めます。
これにより発表が最大で30分早くなります。
私たちが気象庁のHPなどから実際に得ることのできる情報は大きく2つです。
1つは府県情報などの情報文です。
これは今までの内容と変わりません。
もう1つが雨雲レーダーです。
これまでは線状降水帯が発生したエリアが赤の楕円でかこまれていました。
25日からは、30分以内に線状降水帯の発生が予測されるエリアも赤の点線で囲まれるようになります。
これまでの運用でも情報が出される前の段階で、すでに大雨になってるケースがほとんどですが発表が前倒しされることで、いち早く命を守る行動を取ることができます。
情報が出たらただちに身の安全を図るようにしてください。