急な冷え込みで電気ストーブや電気毛布の問い合わせ増 家電量販店おすすめ「エプロン型の電気毛布」とは
16日の県内は気温が上がり、最高気温が30度を超える真夏日となったところもありました。
本格的な夏を前に、熱中症対策として重要なのが体を暑さに慣れさせる「暑熱順化」です。
どのようなものなのか医師に聞きました。
高気圧に覆われて強い日差しが照り付けた16日の県内。
各地で気温が上がり最高気温は日田で31.3度、犬飼で30.6度など4か所で真夏日に。
7月上旬から中旬並みの暑さとなりました。
◆男子生徒
「いまはもう猛暑」
◆女性
「すごく暑い。日差しがきつい」
17日も最高気温は日田で32度、佐伯で28度、大分で26度などと予想されています。
本格的な夏を前に注意が必要なのが熱中症です。
その対策として今の時期にしておきたいのが「暑熱順化」だといいます。
◆大分三愛メディカルセンター救急科 玉井文洋部長
「暑熱順化とは、体に溜まっている熱を外に出しやすくする準備。いまの時期から夏場に向けて準備をしていくことが非常に大事」
暑熱順化とはウォーキングやストレッチで体を動かしたり、風呂に浸かるなどして「体を暑さに慣れさせること」。
汗をかきやすくなり体温の上昇を抑えるほか、血液の循環が良くなるといいます。
そうすることで熱中症になりにくくなるということです。
ただ、コロナ禍の影響で次のような注意点も。
◆大分三愛メディカルセンター救急科 玉井文洋部長
「(コロナ禍の)3年間、体力が落ちたり暑さに対する体の慣れが衰えている可能性が高い。体と相談しながら、自分のできる範囲を考えながらゆっくりやることが大事」
これからさらに暑さが増してくる大分県内。
熱中症にならないために今の時期に「暑熱順化」を意識することが大切です。