「七島イ」全国唯一の産地・国東市で植え付け始まる 畳表の材料 

2023年05月12日 11:50更新

国東市では今、全国で唯一、栽培している七島イの植え付けが始まっています。

 

 

七島イは畳表の材料として使われるもので、イグサに比べて耐久性があり火に強いという特徴があります。

 

 

 

国東市では350年以上前から栽培されていて、現在は全国唯一の産地となっています。

 

 

国東市安岐町の松原正さんの田んぼでも4月末から植え付けが始まっていて、この日も機械を使わず手作業で丁寧に植えていました。

 

 

ことしは天候に恵まれたことで苗の生育も順調だということです。

 

 

 

 

◆松原正さん

 

「手植え、手刈りというのが七島イの良さかもしれない。昔ながらの農業のやり方」

 

 

七島イの植え付けは5月末まで続き、7月下旬に収穫する予定です。

 

 

ことしは国東市全体で畳およそ1500枚分の収穫を見込んでいて、全国に向けて出荷されるということです。

 

 

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