「国鉄」の面影残る“白電”…最後の見学ツアー まもなく廃車の車両に鉄道ファンがサヨナラ 

2023年05月09日 11:50更新

JR日豊本線などで2022年まで使用され“白電”という愛称で活躍していた車両の最後の見学会が9日、宇佐市で行われています。

 

車体の色から“白電”として親しまれてきたJRの車両「415系Fo123編成」。

 

国鉄時代の1980年から九州管内を走ってきましたが、2022年9月のダイヤ改正で引退しました。

 

この車両がこのほど廃車となることから、9日は最後の見学ツアーが宇佐市の柳ヶ浦駅で行われました。

 

ツアーには45人の鉄道ファンが参加し、間近から写真に収めるなどして廃車を惜しんでいました。

 

◆参加者

「解体されるとなると悲しいので最後の記録に収めておきたいと思った」

「やっぱり顔、顔が国鉄らしいなと」

「ちょっと名残惜しい」

 

見学会は9日正午過ぎまで行われ、終了後は小倉まで運ばれ40年あまりの歴史に幕を閉じることになります。

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