新型コロナ「5類」移行後の大分県の対応は? 感染者数は週1回の発表に 

2023年04月25日 18:40更新

県は、25日新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に引き下げられる5月8日以降の対応を発表しました。

 

感染者数は週1回の発表になり、県が行う無料の検査は終了となります。

一方、患者の対応可能な医療機関を増やすことにしています。

 

◆広瀬知事

「ようやくこれからはウィズコロナ・ポストコロナ。県民のみなさんの再活性化を応援していきたいと思っている」

 

新型コロナは5月8日から感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられます。

 

県は25日、対策本部会議で引き下げ以降の対応を協議しました。

 

 

入院患者の受け入れ可能な医療機関は現在の57から5月8日には130に増えます。

外来に対応する医療機関はインフルエンザと同じ650まで増やすことを目標としています。

 

感染者の隔離が不要となることから、宿泊療養施設は廃止に。

 

また、県が行う無料の検査は終了となります。

 

一方、ワクチン接種は2024年3月まで全額公費負担が維持されます。

 

また、毎日行っている感染者数の公表はインフルエンザと同様に定点観測の結果を週1回行います。

 

今後、人の動きが活発となるゴールデンウィークを迎えますが、ある程度感染者数が増えるのは織り込み済みで新たな対策の予定はなく5類後の対応へ移行したいとしています。

 

なお、発熱などの際には専用の相談ダイヤルで24時間対応するということです。

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