早くも「年末年始商戦」食卓を彩るクリスマスケーキやおせち トレンドや物価高騰の影響は 大分
2週間後に迫ったゴールデンウィーク。
ことしは5月の1日と2日を休めば最大9連休となります。
新型コロナの対策が緩和される中、大手旅行会社の国内旅行の予約は昨年の2倍以上となっています。
県内の状況を取材しました。
ーーGWの予定は?
「山口県の水族館に行こうかなって思っています」
「全然外出できなかったので、ことしはみんなで行けたらなという感じです」
「神楽があるのでそれを見に行こうかなと。娘を連れて」
アフターコロナで旅行マインドが高まる中JTB大分店でもことしのゴールデンウイークは旅行の予約が増えています。
◆JTB大分店 澤村洋子さん
「大分発の国内旅行の予約状況は昨年に比べて対前年210%と好調です」
海外旅行の予約は航空便の数がまだ少ないほか円安の影響もあり、それほど多くないそうですが、国内旅行は去年の2倍以上に。
ここ数年、九州などの近場が多かった旅行先は東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど遠方の観光地の人気も高まっているということです。
◆澤村さん
「コロナ前のゴールデンウイークの状況が戻ってきたなと感じています」
大分県内の宿泊施設の予約も好調です。
◆おにやまホテル衛藤昭治支配人
「昨年の1.2倍くらい、120%くらい(の客)が来ると思います」
別府市のこちらのホテルでは連休前半と後半の土日についてはまだ予約が取れるそうですが中盤の祝日はほぼいっぱいに。
一方で、予約数に制限をかけているそうで、すべて埋まってもコロナ禍前の水準には届かないといいます。
その理由が「人手不足」です。
◆衛藤支配人
「20年から去年までお客さんが少なかったのでどうしてもこういう業界から離れている人もいるので、それが戻っていないので人員不足に陥っています」
こちらでは、食事の対応が必要ない素泊まりプランなどで受け入れ人数を増やせるよう工夫しているということです。
一方、こちらは別府市の城島高原パークです。
屋外の観光施設であることや九州エリアの客が多いため去年からコロナ禍前の水準に戻っているそうで、ことしは例年と同じ4万人ほどの来場を見込んでいます。
◆城島高原パーク熊谷智晃副支配人
「ことしのゴールデンウイークは日並びもよく国内旅行も好調と聞いているのでたくさんの客に来てもらえるよう期待しています」
ゴールデンウィークまで2週間。
コロナ禍からの脱却を目指す県内の観光業でも期待が高まっています。