別府国際観光港 国際クルーズ船の寄港再開 コロナ禍で3年4か月ぶり

2023年03月17日 18:30更新

新型コロナの影響で受け入れが停止されていた国際クルーズ船が17日朝、別府市に寄港し、外国人観光客などが大分県内を巡りました。

約3年4か月ぶりの寄港です。

 

◆TOS鹿島佑里記者

「国際クルーズ船が、およそ3年4か月ぶりに別府に到着しました。今、乗船客が続々と降り立っています」

 

17日朝、別府市の別府国際観光港に入港したのは、国際クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスです。

アメリカやオーストラリアなど10以上の国と地域の乗客約1500人が乗っていて、別府市の宣伝部長、べっぴょんなどが出迎えました。

 

こちらには、2019年まで毎年10隻前後の国際クルーズ船が寄港していましたが、新型コロナの影響で受け入れを停止していたため、コロナ禍以降では今回が初めてです。

 

乗客はバスで海地獄や宇佐神宮などを巡り、大分観光を楽しんでいました。

 

◆ニュージーランドからの乗客

「私は、日本に初めて来て、妻は2回目。今日は39年目の結婚記念日です」

 

◆オーストラリアからの乗客

Q.何が楽しみですか?ーー「食事。食べ物がすごくおいしいです」

 

県の調査によりますと、2月、県内に宿泊した外国人観光客は入国制限の緩和もあり、2022年の同じ時期よりも5万人以上増えていて、インバウンドの回復傾向が見られます。

別府国際観光港には、18日も国際クルーズ船が入港する予定です。

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