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県内の高校のトップを切って、別府市の私立高校で28日、卒業式が行われました。
会場では、マスクを外した卒業生たちが晴れやかな表情を見せていました。
卒業式が行われたのは、別府市別府溝部学園高校です。
28日は、3つの学科と看護専攻科の合わせて226人が晴れの日を迎えました。
卒業証書を受け取る卒業生の中には、マスクを外した人も…。
高校は、ステージに上がる時と退場時にはマスクを外してもいいとしていて、中には素顔を見せるのがお互い初めてという友達もいるそうです。
◆答辞 看護科 吉良美潔(みゆき)さん
「本格的にウィズコロナ、アフターコロナの社会へと変化していきそうです。その中でも一度立ち止まり、最善の行動を取れるようにしていきます」
2020年に入学して3年間、新型コロナに翻弄されながら学校生活を過ごしてきた高校生たち。
マスクを外して会場を後にする時には、晴れやかな表情を浮かべていました。
◆女子生徒
「(マスク着用で)笑った顔もわかりにくくて、最初は関わりが浅くてあまり(クラスメイトと)話せませんでした。最後(マスクが)取れて笑顔で退場できて良かったです」
◆男子生徒
「仲間と離れるのはさみしいけど、過ごしてきた時間が楽しかったので、未来に向けて頑張ろうと思います」
28日は、日田市の昭和学園でも卒業式が行われたほか、ほとんどの高校では3月1日に予定されています。