人が乗車の空飛ぶクルマ 「国内初」屋外で試験飛行に成功

2023年02月17日 18:30更新

未来の乗り物「空飛ぶクルマ」の試験飛行が、17日、大分市で行われました。

屋外で人を乗せた試験飛行は、国内で初めてだということです。

 

2025年の「大阪・関西万博」では来場者の移動手段として活用が発表されるなど、実用化が現実味を帯びてきた「空飛ぶクルマ」。

大分市でも新たな交通手段の1つとして導入に向けた調査が進められていて、17日は田ノ浦ビーチで試験飛行が行われました。

 

国の許可のもと屋外で人を乗せた飛行は、国内初の試みだということです。

地元の小学生が見守る中、最新型の2人乗りの機体は上空30mまで浮かび上がり、約3分間の自動飛行を成功させました。

 

◆児童

「想像より5倍くらい大きかったし高く飛んでいた」

◆開発を進めるMASC 桐野宏司理事長

「人が乗れる環境が整ったということ。そういう面ではこれからどんどん(実現に向けて)加速していくと思います」

 

大分市は、「万博が開催される頃に、大分でも実用化できるよう取り組んでいきたいです」と話しています。

最新のニュース