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未来の乗り物「空飛ぶクルマ」の試験飛行が、17日、大分市で行われました。
屋外で人を乗せた試験飛行は、国内で初めてだということです。
2025年の「大阪・関西万博」では来場者の移動手段として活用が発表されるなど、実用化が現実味を帯びてきた「空飛ぶクルマ」。
大分市でも新たな交通手段の1つとして導入に向けた調査が進められていて、17日は田ノ浦ビーチで試験飛行が行われました。
国の許可のもと屋外で人を乗せた飛行は、国内初の試みだということです。
地元の小学生が見守る中、最新型の2人乗りの機体は上空30mまで浮かび上がり、約3分間の自動飛行を成功させました。
◆児童
「想像より5倍くらい大きかったし高く飛んでいた」
◆開発を進めるMASC 桐野宏司理事長
「人が乗れる環境が整ったということ。そういう面ではこれからどんどん(実現に向けて)加速していくと思います」
大分市は、「万博が開催される頃に、大分でも実用化できるよう取り組んでいきたいです」と話しています。