父の働く姿が勉強の原動力に 第二種電気工事士に合格した小学6年生「少しでも役に立てたらなと」大分
大分県内のレギュラーガソリンの平均販売価格は5日時点で1リットルあたり176.8円と、4週ぶりに値上がりしています。
また、これから暖房器具などで需要が高まるのが「灯油」です。
県内の最新の灯油の平均販売価格は、18リットルあたり2115円でした。去年11月以来、2000円を超える高値が続いています。
冬をお得に乗り切るため
燃料価格が高騰する中、これからの冬を少しでもお得に乗り切るポイントやアイテムを取材しました。
大分市の家電量販店です。この時期になると売れ行きが伸びてくる暖房器具。しかし、ことしの売り上げは去年の7割程に留まっているといいます。
ーーヤマダデンキ 大分本店 利光啓司さん
「冷え込んでいないのと、どうしても灯油が高いとかそういったので今、購入を検討している人がまだ購入に至っていないのかなと思っている」
ことしは本格的な冷え込みが例年より遅くなっていますが、12月の頭には、県内にも強い寒気が流れ込む予想で一気に気温が下がりそうです。22日に気象台が発表した最新の3か月予報では、12月以降はほぼ平年並みか、低い気温が予想されています。
こうした中、エアコンは…
ーーTOS御手洗慶子キャスター
「この時期は新商品に加えて、1つ前のモデルも店頭に並んでいるため、1年で最もエアコンの種類が豊富に揃っているということです」
電気代が値上がりする中、問い合わせが多いのが「超省エネ」タイプのエアコン。
室温を短時間で設定温度まで暖めることができ、電気代を削減できるということです。
ーーヤマダデンキ 大分本店 利光啓司さん
「もちろんファンヒーターや電気ストーブあるけど、やはり光熱費や灯油代が高いから、エアコンでしっかり効率よくお部屋を暖めて過ごしてもらう方が省エネにも繋がる」
また、より効率よく部屋を暖めるポイントは「加湿」だといいます。
ーーヤマダデンキ 大分本店 利光啓司さん
「加湿をしないで暖房だけをした場合は、人の体感温度があまり上がっていかない。まずしっかり部屋の温度を上げて、快適な湿度にもっていくことによって体感温度が上がってくる形になる」
昔ながらのアイテムが今
一方、手軽に暖が取れるアイテムの1つが昔ながらの「湯たんぽ」。
国東市の会社、「ヘルメット潜水」では、製造しているウエットスーツの素材を使った湯たんぽを販売しています。
ーーヘルメット潜水 伊賀正男社長
「ウエットスーツの素材なので、体に着けるものだから非常にソフトで断熱性が非常に高いから低温やけどをしない。熱湯入れても。これが大きな特徴」
また、より快適に眠りに就いてもらおうと首筋を温める「湯たんぽ枕」も現在開発中で、12月の販売開始を目指しているということです。
電気代や燃料価格が高騰する中、暖房器具やアイテムをうまく使って少しでもお得に寒い冬を乗り切りたいものです。