１日の寒暖差は２０℃近くに‥　この時期に気を付けたい「秋バテ」対策は

大分県内もすっかり秋が深まってきましたが、同時に１日の寒暖差が激しくなっています。

そこで注意が必要なのが「秋バテ」です。

対策などを取材しました。

寒暖差が大きいこの時季は「秋バテ」に注意

１１月に入りましたが、２日の県内はすべての観測地点で最高気温が２０℃を超えました。

特に、日田では最高気温が２４．３℃と夏日に迫る暖かさに。

一方で最低気温は７．８℃。その差は実に２０℃近くなりました。（２日午後４時時点）

こうした時季に注意したいのが、数年前から言われるようになった“秋バテ”です。

◆大分三愛メディカルセンター消化器病・内視鏡センター長　錦織英史医師

「温度変化が激しい時季でもあるので、それによって体が体温の調節とかでついていけないとかそういった形で”秋バテ”という症状が出てくるんじゃないかなと思う」

「秋バテ」は「夏バテ」と同じように体のだるさや食欲不振など様々な体調不良が出るとされていて、原因は自律神経の乱れと考えられています。

食、運動、服装・・「秋バテ」に打ち勝つには

対策を医師に聞きました。

◆大分三愛メディカルセンター消化器病・内視鏡センター長　錦織英史医師

「秋は良い言葉として“食欲の秋”とか“スポーツの秋”とかありますので、しっかり動いて体の血流をよくするというのが１つ。旬のもの、秋の野菜とかもありますのでそれを取り込んだ食事をできればしていただければ良いのではないかと思う」

このほか、ぬるめのお風呂に入り体を温めることや、十分な睡眠をとることが有効だということです。

大分市のトキハ本店では秋バテ対策におススメの商品に力を入れています。

ハーブとアロマを取り扱うこちらの店で、リラックス効果を高めるという入浴剤や東洋と西洋のハーブをブレンドしたお茶など、体の中から温めるアイテムが今の時季、人気だといいます。

一方、寒暖差が激しい時に難しいのが服装選びですが、こんな商品も。

首回りを中心に温めることができるこちらの服。

カットソーなどの下に着ますが、横が縫われていないため日中、暖かく感じる時には上を着たまま簡単に脱ぐことができます。

◆江崎里菜さん

「トキハ５階には秋バテ対策にぴったりなアイテムがそろっていますので、ぜひご来店をお待ちしています」

「食べ物」や「スポーツ」など様々な楽しみがある秋。

体調を整えた上で満喫したいものです。