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「22歳の別れ」や「なごり雪」でおなじみ、大分県津久見市出身シンガーソングライターの伊勢正三さんの資料館が津久見市に誕生して、およそ2か月。
資料館を運営する地元の有志などに、訪れた人反応などを取材しました。
古民家にミュージアムがオープン
津久見市出身のシンガーソングライター伊勢正三さん。
「かぐや姫」「風」という2つのグループで時代を築いたアーティストです。2021年にデビュー50周年を迎え、現在もソロでのライブや他のアーティストとのコラボレーションなど幅広く活動をしています。
7月24日。津久見市中央町の古民家に、ギターや自身が書いた譜面など数百点を展示すミュージアムがオープンしました。
開館から1か月 各地から多くの人が
開館から1か月、開館しているのは土日だけにも関わらず500人、遠くは新潟、仙台などから。
こちらは自宅にあった机。ここからたくさんの曲が生まれました。
また、その机にはたくさんの直筆の楽譜が。同じ曲でも編成の違うコンサートごと、様々なアレンジの譜面が存在しています。
ーーなごり雪の会 田中陽一会長
「伊勢さんの、これだけのものを50年間、よくもとっておいたなと思います。アルバム作るときに、こういうストーリーで、最初こういう構想で、というのをノートに書いて、それがだんだんと、譜面になっていって、最後に楽曲になるという、作品になるというストーリーがわかるものがたくさんあります」
伊勢さんの相棒も展示
たくさん展示されているギターの中で、とりわけ貴重なものが‥数々の名曲を紡いできた名器。まさに伊勢さんの相棒です。
音楽庵がオープンした時、伊勢さんは「ここにあるものは過去のもの。曲が生まれていく様子を見ていただいて、そこから何か新しいものを作りだすきっかけになってくれれば」と語ったそうです。
ーーなごり雪の会 田中陽一会長
「まだ高校生とかの息子さんを連れてきた方もいらっしゃいます。息子さん、3人だったかな。お父さんの影響で音楽をされていて、このギター見て一生懸命、ご覧になってました。お父さん説明してました。息子たち、真剣聞いてました。なかなかいい光景でした」
伊勢正三ミュージアム「海風音楽庵」
土曜、日曜、週末だけの開館です。