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夏の楽しみの1つが花火。
ただ花火を禁止している場所が多く、どこでできるのか困った経験はありませんか。
大分県別府市は8月末まで一部の公園で花火を許可する実証実験を始めました。
その狙いとは。
「みんなが利用して価値が‥」
ことし8月の別府市内の公園です。
花火を楽しむ子供たちの姿が。
◆花火をする家族
「上手、上手~きれいだね~」
市の条例では周囲の緑に飛び火する危険性があることなどから、公園での花火を禁止しています。
しかし、8月の1か月間のみ試験的に解禁されています。
市の担当者に理由を聞くと…。
◆別府市公園緑地課 小野能久さん
「公園はみなさんが利用して価値が見出される。小学生を対象にしたアンケートの中でも公園で花火をしたいという意見もあったので」
市は公園に関するアンケートを行い、その結果を基に利用方法の見直しを進めています。
トイレットペーパーの設置もその1つです。
今回、花火を解禁したのは別府公園など8つの公園で園内の一部のエリアに限られます。
利用時間は夜の8時半まででロケット花火などは禁止。また消火用のバケツを持参することなどが条件です。
利用者からは歓迎の声が聞かれました。
◆利用者
「住宅街でもなかなかできないのでとてもありがたく利用したい」
「別府は火の扱いが海の方でも結構厳しいので、花火が身近にできるようになっていいと思う」
◆別府市公園緑地課 小野能久さん
「ルールを守って利用してもらい、ことしの夏は別府の公園で花火ができたといういい思い出にしてもらえたら」
公園での花火解禁の実証実験は8月末までで市は今回の検証結果をもとに来年の夏も実施できればと話しています。