早くも「年末年始商戦」食卓を彩るクリスマスケーキやおせち トレンドや物価高騰の影響は 大分
「美容男子」。
メイクなどに関心が高い男性を表す言葉ですが、大分県内でも自分用に化粧品を買ったり美容外科に通う人が増えているといいます。
大分市の東急ハンズにある、男性のスキンケアのコーナーです。
化粧品コーナーに並ぶ男性用のスキンケア商品やメイク用品は300種類以上。
売り上げは年々伸びていて、5年前と比べるとおよそ4倍に増えているということです。
「顔の印象が明るく」「健康的に見える」男性メイクのメリットは
最近、男性にも人気だというのが色付きのリップクリーム。
ほどよく唇が赤く見えるため、血色が良く見えるといいます。
◆TOS牧利亮記者
「リップクリームや男性用の化粧品をこれから実際に使って、自分でメイクをしてみます。目の下のくまが気になっていましたが、顔全体の印象が明るくなったと思う。リップクリームも赤すぎず健康的に見える気がします」
◆街の人は…
Q:男性がメイクをすることはあり?なし?
A:「抵抗がない。時代も変わってきているので」
「肌に気をつかった方が見栄えがいい」
「清潔感がある方が無いよりいい」
美容グッズや美容外科…男性の需要は増加傾向に
一方、こちらの美容外科でも男性客がここ数年増えているといいます。
◆共立美容外科大分院 島田茂孝院長
「顔であればニキビ・毛穴の開きを気にする人が増えているし、体全身、特に露出部、腕やひざ下の脱毛も増えてきている」
こちらで人気なのが、特殊な器具を使って肌をきれいにする施術。
費用は部位によって違い、1回8000円から2万円ほどしますが、コロナ禍のマスク着用に伴う肌荒れを気にして訪れる男性が多いそうです。
また脱毛についても、2年前に比べて男性客の数が倍近くに増えているということです。
手軽なものから本格的なものまで男性のニーズが高まっている美容業界。
「美容男子」は今後も増えていきそうです。