360年の伝統を守る安岐町の「七島イ」手作業の温もりを

2024年08月21日 12:00更新

世界中どこを探しても、国東市安岐町でしか作っていないものがあるんです。

それは、畳表の原料となる「七島イ」です。



七島イの畳は丈夫なことから全国各地の柔道場などで使われていましたが、機械化が進まず生産者が減り、約360年の歴史がある安岐町でも、現在の生産者は5軒です。

歴史があり文化的な価値を持つこの国東の七島イを絶やしたくないと、地元の方のほか、県外から移住して生産に携わっている方もいるんです。今回はそんな七島イの生産現場にお邪魔して、その魅力を教えて頂きました!この酷暑の中収穫しているのですが、なんと全て手作業なんです。




伝統を残す大変さとありがたさを痛感しました。。。収穫の後、七島イは乾燥させるなど様々な行程を経て畳表に姿を変えます。



畳表にならなかった七島イもありますが、それらは廃棄されるのではなくアクセサリーなどの材料として活用しています。私もコースター作りに挑戦!

七島イの束を継ぎ足しながら三つ編みにし、それをクルクルと巻いていくとコースターの完成です!



七島イという貴重な材料で、思いを込めて作ったmyコースター、これから私のデスクで大活躍してもらいます!

柴田 真里アナウンサー

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