ソフトバンク甲斐拓也選手 少年野球大会に登場「甲斐キャノン」に子供たちは大興奮 大分
大分トリニータは5日、ホームに栃木SCを迎えての一戦。
大分市出身の選手が大きな仕事をやってのけました!
◆下平隆宏監督
「きょうも1万人を超えて1万1千人以上の方が来られて、まずはそこを本当に感謝していますし、その声援があったからこそと本当に思っているので、そこは本当に感謝したいと思います」
試合後の会見で下平監督がまず口にしたのが、会場に詰め掛けたファンへの感謝の言葉。
1万人を超える大声援をバックに、レゾナック劇場が開演しました。
立ち上がりから試合の主導権を握ったトリニータ。
しかし前半は、ビッグチャンスを作れずスコアレスで折り返します。
後半に入っても主導権を握ったトリニータは、次々とチャンスを作り出し栃木ゴールに迫りますが得点はなりません。
この嫌な流れに下平監督は25分、高畑とサムエルを投入。
この采配が勝利を呼び込みました。
30分、茂のシュートはキーパーのファインセーブに阻まれ得点はなりませんでしたが、その6分後でした。
フリーキックのチャンスをつかむと、キッカーは高畑奎汰。
◆下平隆宏監督
「いつも残って練習を岡山コーチとやっていたんで、本当に狙ったみたいなんでびっくりしました」
居残り練習でフリーキックの精度を上げてきたユース出身の高畑。
うれしい自身、レゾナックドームでの初ゴールとなりました!
◆高畑奎汰選手
「誰か触るか触らないかくらいで、あわよくばゴールにそのままっていうイメージで蹴ったので。やっぱゴール裏見た時はすごくなんか鳥肌立ちましたし、なんかこう、いい景色だなと思いました」
試合は、この1点を守り切ったトリニータが勝利。
J2唯一となる開幕3連勝を飾り、首位に立っています。
◆下平隆宏監督
「3連勝、首位だよと言われてもまだまだこれからだという印象で、とにかく目の前の試合にたくさんお客さんを呼んで、その前で勝つということだけを考えて今やっています」
サポーターの歓喜の歌声が響き渡る中、選手たちは次なる戦いに向け気持ちを新たにしていました。
◆高畑奎汰選手
「チームの雰囲気もいいですし、この流れを切らさないように次の試合もしっかり勝って、また連勝を伸ばしていけたらなと思います」
次節は12日、アウェイで清水エスパルスと対戦します。