子供の付き添いから初代女王に!大分県ボディビル&フィットネス選手権【動画は360度!】

2022年08月19日 19:00更新

大分県ボディビル&フィットネス選手権

 

ボディビル大会の様子を藤村アナウンサーのディープな解説を交えて360度VR映像で紹介します。


最前列にカメラを置いて、ステージと会場全体を撮影しました。

観客の一人になったつもりでマッチョたちの筋肉美を堪能してください。

 

 

そこは、マッチョの満員電車


7月24日、由布市のはさま未来館で大分県ボディビル&フィットネス選手権が開かれました。


5つの競技に過去最多の約100人の選手が参加!ハイレベルな戦いが繰り広げられました。

午前9時前、開場前の受付には長蛇の列が。男性だけではなく若い女性の姿も多く見られ、アイドルのライブ会場に訪れたような雰囲気です。

 

腹筋が板チョコ!

 

ボディビルの大会の魅力の一つが「声援」です。


「肩にちっちゃいジープ乗せてんのかい」だとか「背中がカブトムシの腹みたい」のように鍛え上げられた筋肉を面白い掛け声で応援するもので、専門書が発売されるほど人気があります。

 

今大会では、新型コロナ対策で声援は禁止されていましたが、観客からは割れんばかりの拍手が送られていました。

 

 

ボディビルの魅力を紹介!

 

ここからは、各競技の観戦のポイントと審査結果を紹介します。

 

①大分県男子ボディビル選手権


究極の筋肉美を競う競技です。


予選では規定7つのポーズ、決勝では1分間のフリーポーズを行い、筋肉のボリュームや仕上がりのハードさ、ポージングセンスなどを審査します。

ここで、3つのポージングについてポーズの特徴を紹介します。


「フロント・ダブルバイセプス」


バイセプスは、力こぶ=上腕二頭筋のことです。
逆三角形の形を強調でき、腹筋を含めた全身のバランスの良さを見せるポーズです。

 

 

「サイドチェスト」

 

身体を横に向け、一方の手首をもう一方の腕で伸ばしながら胸板を強調するポーズです。
横向きで胸の厚さや腕の太さ、背、脚、身体の厚み、肩の大きさを見せます。

 

「バック・ダブルバイセプス」


腕の筋肉だけでなく背筋や尻、脚をアピールするポーズです。

 

 

50回目のメモリアル大会には、県内の10人の選手が参加。
優勝したのは、トレーニングジムFREAK所属の篠田彬選手(写真右)。

2位は、伊東基樹選手(写真左)でした。

 

 

篠田選手の特徴は、大きな胸筋と細く締まったウエスト、そして、上半身と下半身のバランスの良さ。

 

審査員からは「全体的な厚みがあり、フリーポーズでは他の選手を圧倒するほどの仕上がりだった」と絶賛する声が上がっていました。

動画では、選りすぐりの肉体の中から優勝した篠田選手のフリーポーズを紹介しています。

 

②大分県女子フィジーク選手権


男子のボディビルにあたる競技で、フリーポーズの表現力や芸術性、コスチュームの着こなしが審査されます。


指先を伸ばしたポーズを取ることが多く、体のラインの美しさをアピールしています。

 

 

子供の付き添いから初代女王に

 

今回が大分初開催の大会で、県内の4選手が参加しました。

 

その結果、吉澤美津穂さんが初代女王に輝きました。


吉澤さんのジム通いのきっかけは子供の付き添いでしたが、ステージ上で活躍する選手の姿に憧れて、3年前から大会に参戦するようになったそうです。

 

 

吉澤さんの魅力は、なんと言っても「笑顔」。「ステージ上の華やかさに加えて、楽しそうな表情が観客の視線を釘付けにした」と絶賛されていました。

 

動画では、吉澤選手のフリーポーズを紹介しています。

 

③大分県メンズフィジーク OPEN大会


体重別と年齢別の6カテゴリーに県内外の約70人が参加しました。

 

フィジークは、サーフパンツを着用。逆三角形の美しさが映える上半身が評価の対象になります。

 

筋肉隆々というより「健康的」「スマート」「爽やか」という言葉が似合う競技です。

 

 

今年は、各カテゴリーの優勝者6人の中からナンバーワンを決めるオーバーオールが初めて開催されました。

 

その結果、圧倒的な腹筋の仕上がりを披露した後藤雅智選手(大分・写真左)が有終の美を飾りました。


動画では、オーバーオールの審査の様子を紹介しています。

 

④大分県ビキニフィットネス OPEN大会


細くくびれたウエスト、丸みのあるヒップ、しっかりとした脚といったトレーニングで作り上げられた曲線的な美しさを競う競技です。また、上品で華やかな雰囲気や肌の艶・ハリの良さなど女性らしさも評価されます。


ハイヒールやアクセサリーなどの着用も認められていて煌びやかなステージも魅力の一つです。

 

「トレーニングで最愛の仲間」

 

この競技には、県内外の6選手が参加。

 

決勝で上位2人が同点になるなど波乱の展開になりましたが、吉嗣菜津希選手(福岡・写真中央)が激戦を制しました。

 

2位は、内田織恵選手(大分・左から2番目)でした。


吉澤選手は「トレーニングを通じて新しい自分の出会いがあり、最愛の仲間ができた。大人になってからのこうした出会いは貴重です。」と競技の魅力を話していました。


動画では、ビキニフィットネス 決勝の様子を紹介しています。

 

 

⑤ゲストポーズ


大会では毎年、トップクラスの選手が圧巻の肉体を披露しています。


今回は、2021年度日本クラス別選手権の65kg級で優勝した吉岡賢輝(よしおかまさてる)選手。

 

日本最高峰の日本選手権に初出場でファイナリストに選ばれた若手のホープです。

主催者が「足も凄いが背中の厚みがえげつない」と語るほどの逸材で、デカすぎて他が目に入らないほどの圧倒的なバルク(大きさ)でした。


動画では、吉岡選手のフリーポーズを紹介しています。

 

 

今回の撮影は、8K高画質のプロ用360度VRカメラ"Insta360 Pro2”を使用しました。

 

このカメラは6つのレンズが搭載されていて、それぞれのレンズで撮影した映像を繋ぎあわせることでその場にいるかのような臨場感を再現しています。

 


ぜひ、スマホやタブレットの方は、YouTubeアプリでご視聴ください。カメラの動きに連動して、映像が切り替わります。

 

また、VRゴーグルをつけると実際に撮影した状況と同じ状態の空間を体感することができます。


“youtube“での視聴はこちらを選択!


カメラを最前列に据えましたので、ステージ上で輝く選手たちのリアルな動きに加えて、審査員の葛藤も伝わってくるような臨場感を味わうこともできます。

 

来年の夏は別府市でジャパンオープン

 

大会実行委員長の津田貴之さんは「過去最高の盛り上がりを見せた大会だった。来年の夏は、別府市でジャパンオープン選手権大会が行われる予定。全国各地からトップクラスの選手が集まるのでたくさんの人に観戦に来て欲しい」と話していました。


あなたの知らない筋肉の世界はいかがでしたか。

 

会場の様子を丸ごと切り取ったVR映像もぜひご覧ください。
 

動画はこちらから

 

動画の実況はマッチョに憧れるTOS・藤村アナが担当しています!

 

 

 

TOS技術部

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