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ユニーク自販機が続々
ここ最近、大分にユニークな⾃動販売機が次々に登場しています。そんなユニークな⾃動販売機を調査しました。
こだわりの餃子をいつでも気軽に!
まずは2021年11月に大分市高城南町にオープンした餃子の無人直売所『日々ぎょうざ』です。支払いはセルフレジスタイル。
お好みの餃子を選びバーコードリーダーを使って自分で精算します。
――ヤマナミ麺芸社 代表・吉岩 拓弥さん
「こちらはお困りの方々にプッシュボタンを押しますと、コールセンター(直売所の裏側)につながります。丁寧に説明しますので、ご安心ください」
――サタデーパレット MC・財前真由美さん
「でも、どうして餃子の無人直売所を作ろうと思ったんですか?」
――ヤマナミ麺芸社 代表・吉岩 拓弥さん
「餃子に全てを捧げられるからです」
全てを注ぎ込んだという餃子のラインナップは全部で5種類。元々、県内に多くのラーメン店を展開する製麺メーカーなので餃子の皮はこだわり抜いた自社生産。
さらに中の肉や野菜も国産100%。無人化することで人件費などを削減し、素材にこだわりました。
――ヤマナミ麺芸社 代表・吉岩 拓弥さん
「毎朝包みたての餃子をその日のうちに販売するという生餃子が売りです」
気になるお値段は、1箱オール500円!
――ヤマナミ麺芸社 代表・吉岩 拓弥さん
「我々のコンセプトはコスパのいい餃子屋さんになろうと。餃子愛です」
そんな餃子ですから売り切れで今日は閉店!ということもしばしば。でも、ご安心ください。直売所の前には冷凍自動販売機が!
――財前さん
「じゃあ、24時間いつでも買うことができる?」
――ヤマナミ麺芸社 代表・吉岩 拓弥さん
「そうです!」
――財前さん
「出てきました。ちゃんと保冷バッグに入ってる!親切!」
焼き芋の自販機 その設置場所は…
続いての自動販売機は今年3月、東九州自動車道の上りの松岡パーキングエリアに登場しました。それが、〝焼き芋〟の自動販売機。購入ボタンを押して出てきたのはまるで新聞紙風のパッケージに包まれた焼き芋です。
――西日本高速道路九州支社・濱野昌志さん
「実は全国の高速道路では2台だけ。この松岡パーキングエリアが全国の高速道路で初めての自販機となります」(2021年12月11日時点)
これまでの1日の平均売上はおよそ20本。温かいものと冷たいものが選べます。
――西日本高速道路九州支社・濱野昌志さん
「冬場は温かいものがおいしいと思いますが、個人的には持ち帰って食べる時にはコールドがおいしいです」
人気店のこだわりの味が楽しめる自動販売機
続いての自動販売機は大分市今津留の人気のサンドイッチのお店、チャクミーの自動販売機です。
――財前さん
「そもそも、どうしてサンドイッチを自動販売機で売ろうと思ったんですか?」
――サンドイッチ研究家・姫野 佳克さん
「コロナ禍ということが一番なんですが、お店が14時に閉まってしまうというところもありまして、そこを何とかしたいという思いが一番強くて」
そのサンドイッチ、こだわりもハンパないんです。
――サンドイッチ研究家・姫野 佳克さん
「とにかく熟成を深め、4日目の朝に食パンができます。1つの工程で8時間くらいかけて作っているんですけど、パンのおいしさを楽しんでもらうためにサンドイッチという形をとりました。野菜も毎日、日出町の方から直送してもらっているものです。シャキシャキ感だったり、ここでしか味わえないものなのかなと。全てに言えることなんですけど、自分が納得したものしか使わないっていうのがこだわりというか」
サンドイッチの自動販売機にはこだわりの果汁100%ジュースも販売されていて、一緒に買って楽しむのがおススメだそうです。
【2021年12月11日放送のサタデーパレットより】