大分・豊後高田市の昭和の町のレトロな魅力 「昭和100年」そして町づくり開始から25年の節目迎える

2026年05月08日 20:00更新

2026年は昭和元年の1926年から数えて満100年となる節目の年ですが、そんな「昭和100年」にぴったりな大分県にあるレトロな町をご紹介します。

 

大分県北東部にある豊後高田市。「仏の里」として知られる国東半島に位置し、歴史の魅力を感じられるほか、豊かな自然の織りなす美しい風景も楽しむことができます。

さらに、おすすめなのが…

 

◆TOS柴田真里アナウンサー

 

「昭和の町に来ました。こちらでは、昭和ならではの雰囲気を味わうことができます」

 

 

令和から昭和の時代へ…

 

タイムスリップしたようなレトロな雰囲気を楽しめる「昭和の町」です。

 

「昭和の町」づくりは今から25年前の2001年、空き店舗が増えた商店街のにぎわい創出の事業としてスタート。

 

昭和30年代の雰囲気を再現したことで、その懐かしさが多くの人の心をとらえました。

 

 

最も多い時で年間およそ40万人が訪れ、さびれた商店街が人気の観光地へと生まれ変わったのです。

 

 

 

そんな昭和の町のシンボルともいえる施設が「昭和ロマン蔵」。

 

こちらで行っている昭和をさらに楽しめるサービスというのが、レトロファッションのレンタルです。今とはひと味違う色合いやデザインのワンピースやスカートなどの服がずらり。

 

お気に入りの一着に袖を通せば、昭和の町の散策がさらに楽しめます。

 

 

ほかにもロマン蔵はレトロなものでいっぱいです。懐かしの駄菓子に、およそ6万点が展示されているおもちゃのコーナー。さらに、昭和の茶の間を再現したエリアも。当時を知る人にとっては懐かしく、若者は新鮮さを感じるようです。

 

 

◆東京から訪れた人

 

「昔を思い出す。いい展示物だと思った」

 

 

◆大分県内から訪れた人

 

「自分たちが今生きている時代だと触れられないものなので、こういうところで体験ができるのはとてもいいことだと思った」

 

 

 

ロマン蔵のすぐ近くには昭和の味を堪能できる場所も…それが大寅屋食堂です。創業したのは98年前の昭和3年。

 

そんな老舗の一番人気はちゃんぽんで、その値段はなんと350円。

 

ほかにも、たかな焼きめしは350円、かけうどんは200円と、メニューの値段は昭和55年から変えていないといいます。消費税導入や引き上げ、物価高のいまもなお、昭和の味と値段を守り続けることがこだわりです。

 

 

Q:値段を変えずにいる理由はー

 

◆大寅屋食堂 山本勝一さん

 

「結構値段上げている所も多いが、私のところはあまり自慢できるようなものもないので。損はしてないけど、ほとんど、もうけはない」

 

 

 

 

昭和レトロで地域活性化に取り組む豊後高田市。実は月刊誌「田舎暮らしの本」(宝島社)の「住みたい田舎ベストランキング(人口3万人未満の市)」で毎年トップとなる人気の移住先としても知られています。

 

 

和菓子店「菓子禅 高田屋」を営む高梨昭男さんも移住者です。

 

独立を考えていた16年前、昭和の町で手ごろな空き店舗を見つけ、大分市から家族で移り住んできました。

 

周りの人たちの温かさにも支えられながら、長男夫婦と2代で励む昔ながらの和菓子作り。今ではすっかり、昭和の町の雰囲気に溶け込んでいます。

 

 

◆菓子禅高田屋 ・高梨舞衣さん

 

「昔ながらの製法で職人が作っている自家製あんにこだわりがある。たくさんの人に関わってもらって今があると思うので、豊後高田でよかったなと思う」

 

 

町づくりが始まって四半世紀。

 

昭和の町が守り育ててきた懐かしさの中に身を置き、古き良き時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

 

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