被災地域内でのボランティア活動は初 「少しでも力になれたら」佐賀関の大規模火災 460人が登録 

2025年12月08日 18:00更新

大分県大分市の佐賀関で発生した火災を受け、8日、被災地域内に初めて災害ボランティアが入り支援活動を行いました。

 

 

◆TOS渡辺一平記者

 

「避難者の住宅にはボランティアの人たちが訪れ、中からごみなどを運び出している」

 

 

大規模な火災が起きた大分市佐賀関で行われた災害ボランティアによる活動。

 

被災地域内での活動は8日が初めてです。

 

 

 

ボランティア2人が訪れたのは高齢の女性が1人で暮らしていた住宅です。

 

家は大きな被害は免れましたが、住人の女性は火事のあとから家族の元に身を寄せています。

 

ボランティアたちは傷んでしまった食材や冷蔵庫の撤去などを行いました。

 

 

 

 

 

◆ボランティア

 

「家の人たちだけでは復旧、復興は難しいと思うので、 外部からの支援の手を使いながら、無理のない範囲で復旧復興に向けていければいい」

 

「少しでも力になれればよかったと思う」

 

 

災害ボランティアセンターには約460人がボランティアに登録。

 

多くの応募があったことから、現在は受け付けを停止しています。

 

センターでは被災者などから必要な支援内容についての聞き取りをした上で、今後もボランティアを派遣することにしています。

 

 

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