大規模火災発生から9日目 依然鎮火に至らず 火が燃え移った離島に消防隊員が火災後初上陸 大分

2025年11月26日 18:00更新

大分県大分市佐賀関の大規模な火災は26日で発生から9日目ですが、いまだに鎮火には至っていません。

 

26日は火が燃え移った離島の状況を消防隊員が上陸して確認する調査が初めて行われました。

 

 

 

◆TOS渡辺一平記者

 

「ヘリコプターの中に人が入っていく。離島の調査に入っていたとみられる」

 

 

大分市佐賀関の大規模火災の発生から9日目。

 

約170棟の建物が焼けた半島側の住宅街から約1.4キロの場所にある離島にヘリコプターを使って消防隊員が上陸しました。

 

火はこの島にも燃え移ったため、消火活動が続けられていますが、大分市によりますと、26日は火災のあと初めて消防隊員が島に入り、地上から現場の状況を確認したということです。

 

 

 

 

 

調査の結果、上陸して消火活動を行うことは困難であると判断し、引き続き、ヘリコプターで水を撒いて、鎮火を目指すということです。

 

 

また半島側の住宅街では26日、煙がくすぶっているのが2か所で確認され、消防隊員が消火したということです。

 

 

このように、依然として再燃の恐れがあることから、26日も鎮火には至っていません。

 

 

 

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